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北秋田市綴子概要: 綴子は羽州街道の宿駅で津軽藩主の本陣が置かれた宿場町です。本陣だった旧家高橋八郎兵衛家は津軽藩主だけでなく、秋田藩主である佐竹氏が領内巡行や、幕府の役人などにも利用されたそうです。又、伝馬役や肝煎りなどを歴任し、明治に入ると、その跡地は小学校に利用されました。江戸時代、綴子は書留帳には、「家数135のうち、宿は本陣を合わせて18軒」と記されていたそうなので現在よりもかなり大きな町だったようです。現在も宝勝寺や綴子神社などの歴史的建築物あり当時の名残を見る事ができますが町屋などの建物は少なく、古い町並みとは言えないようです。ただ、本陣跡や仮本陣跡など案内板も点在してあるので観光者にはわかり易くありがたい町です。旧街道沿いに山道を進むと、中程に一里塚が見えてきます。この一里塚は「綴子一里塚」又は「大堤一里塚」と呼ばれ、檜山と矢立峠の中間で、どちらからも10里にある為「10里塚」とも呼ばれていました。周囲はほぼ江戸時代の原型を留めており、かなり雰囲気はあります。
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北秋田市綴子 |
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