神楽殿 |
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| [ 付近地図： 横手市大森町 ]・[ 保呂羽山・波宇志別神社フィールドワーク ] |
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| 波宇志別神社神楽殿概要： 波宇志別神社神楽殿は案内板によると天正１２年（１５８４）の墨書がある大規模の厨子があることなどから室町時代後半の建物と推察されています。太い柱や舟肘木や桁などの形式からも、室町時代の建築の特徴が良く現れていると言えます。母屋の前後に庇を延ばす両流造りは東北唯一で、全国でも６棟しかない貴重な建築物です。内部の厨子には製材年代が１２００年前の鎌倉時代のものが使用されており、創建当初の建物の再利用とも言われています。平成２年から４年にかけて解体修理が行われ、建立当時の姿に復原を行い、軒から上方と側面の妻飾りの破風や懸魚は江戸時代初めの寛永１４年（１６３７）修理時の形式となっています。神楽殿前の扇池には、元禄１５年に作られた絵図は書かれていなっかったので後に作られたものだと考えられますが、 唐松神社境内にある「唐松山天日宮」も石垣を使用しているものの池の上に塚がある形式を取っているのが興味深い所です。波宇志別神社神楽殿は昭和５５年に国指定重要文化財に指定されています。
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