湯沢市岩崎: 水神社

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水神社
水神社
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水神社 水神社 水神社 水神社
概要・歴史・観光・見所
水神社(湯沢市岩崎)概要: 八幡神社の境内社である水神社の創建は不詳ですが古くから皆瀬川は氾濫が多く、氾濫が無い年は逆に旱魃になった為、岩崎城の城主岩崎氏を盟主と仰ぐ角間城主河熊太郎、植田城主大石定弘、荒田目城主荒田目小五郎はそれぞれ岩崎城に家臣を派遣し対策を練らせました。協議の結果、皆瀬川サカリ渕に棲む竜神に祈願をする事になり、結果、不思議と氾濫や旱魃が収まりました。岩崎氏は霊験に感謝し岩崎城の城内に社殿を造営し毎年3月丑の日から1週間例祭を行う事を決めたと伝えられています。天正元年(1573)、14代岩崎城主岩崎道高の娘、能恵姫は16歳で川連城の若殿小野寺桂之助と婚約し、婚礼の為家臣や腰元を連れ川連城に向う途中サカリ渕で遭難する事故が起きました(この話は後に脚色され「能恵姫物語」として秋田三大伝説の1つとして広く知られるようになっています)。天正2年(1574)、道高は能恵姫の御霊を慰める為に水神社に合祀し社殿を再建しています。文禄4年(1595)、最上義光の家臣楯岡満茂の侵攻により岩崎城は落城し岩崎氏も滅亡しましたが、その後も水神社は皆瀬川の守護神として農民達から信仰され江戸時代に入ると能恵姫の命日旧暦11月丑の日に因み「裸参り」が奉納されています(ふんどし姿の男衆がえびす俵を担ぎ町内を練り歩き、水神社に奉納する民俗行事)。社殿背後には2躯の鹿島様が安置されています。

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