登山記録: 日住山

  秋田県:歴史・観光・見所(ホーム)初心者:登山帳>2013年>秋田県>日住山(秋田県由利本荘市)
日住山:概要
日住山(標高606m)は旧本荘市では最高峰で古くから信仰の対象になっていました。山の名前からも太陽に関係があるように思われ、本荘平野から見ると東側に当たる為、山頂と日の出の位置により暦を感じていたのかも知れません。歴史的には文武4年(700)、大和国出身の藤原永之丞なる者が日住山を開山し神像を安置したのが始まりとされ、以後、歴代領主から崇敬庇護されました。特に江戸時代に入った寛永元年(1624)、新たに本荘藩主となった六郷家の崇敬社となり領内一宮の格式が与えられ社殿が造営されました。祭神はは元々は瀬織津姫神で、伝承によると三姉妹の神が西鳥海山と東鳥海山、日住山の神になるにあったて、長女である瀬織津姫神は片目を患った為、一番低い日住山になったと伝えられていますが、瀬織津姫神は水神や川神、滝神とされる神様である為、日住山には八櫃の滝や石沢大滝があった事から祀られるようになったと思われます。又、瀬織津姫神は天照大神の荒御魂とも云われ、日住山が太陽と関係があるならば、太陽を神格化した天照大神とも関連付けられます。明治時代初頭に発令された神仏分離令により神社となり、明治42年に麓の鮎瀬に鎮座する白山神社と合祀し日住白山神社に社号が改めてられますが、しかし、昭和29年、山頂付近の現在地に社殿が再建され遷座しています。この時、祭神が瀬織津姫神から大日霊女神に代わっています。大日霊女神とは正しく天照大神の別称です。山頂の小祠は昭和56年に建立された日住神社の奥宮で駐車場からは遊歩道が整備されています。
日住山:登山データ
場所: 秋田県由利本荘市
標高: 606.0m
想定往復時間: 50分
付近地図:
 白白
秋田県健康増進交流センターユフォーレ (秋田県)
日住山:写真・登山過程
山容 一の鳥居 二の鳥居 登山口 山道
山道 雑木林 階段 尾根 山頂
日住神社 4等三角点 眺望 眺望 雑木林
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新・分県登山ガイド 改訂版4 秋田県の山

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