登山記録： 保呂羽山
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保呂羽山：概要
保呂羽山は標高４３８．０ｍの低山ですが、遠目から見ると山頂が周辺の山々より高く古代から信仰の対象になっていました。伝承によると天平宝宇元年（７５７）に現在まで祭祀を司る大友家の始祖が保呂羽山の山頂に蔵王権現を勧請して波宇志別神社を創建したとされます（当初は古代山岳信仰から地元神が祀られていたそうですが、中世以降、神仏習合し蔵王権現が勧請されたとも。ホロワとはアイヌ語で「神聖な霊山」、「大きな霊山」などと解釈され大和朝廷の進出により漢字が普及すると保呂羽があてがわれたとも云われています。）。波宇志別神社は秋田県内で３社しか選定されなかった延喜式神名帳に式内社として記載され、特に江戸時代には
久保田藩
主佐竹家から領内三国社として社領５００石が安堵されています。又、歴代の領主だった小野寺氏や色部氏も篤く信仰し、当時の領地や移封後の領地にも保呂羽信仰を普及した為、秋田県だけでなく岩手県や山形県、新潟県、宮城県、関東北部にも保呂羽山信仰が広がりました。現在も保呂羽山山頂付近には
波宇志別神社
本殿が残され威容を誇っています。
保呂羽山：登山データ
場所： 秋田県横手市大森町
標高： ４３８．０ｍ
想定往復時間： １時間
付近地図：
横手駅前温泉 ゆうゆうプラザ
ホテルウェルネス 横手路
かんぽの宿横手 (秋田県)
保呂羽山：写真・登山過程
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新・分県登山ガイド 改訂版4 秋田県の山
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