| 何度も言いますが私自身は多少歴史好きの素人で特に研究者ではありません。このサイトではある意味、感想文に近いもので多くの人達の批判に耐えうるものではありません。そして、研究者や執筆者を批判している訳でもありません。たまたま、秋田氏や安東氏に興味があり複数の書籍を読んでいると、必ず出てくるのが「新羅之記録」で素人が見ると余りにも常識とは離れた事が記載されているのにも関わらず、真実のように表現され、ましてや市町村が監修する「○○史」なるものも同じように表現されています。そして、それらを批判する書籍等が私が見る限りには全く無く、あるとしても限られているとしか考えられません。もっと真贋論争があっても良い位と思っています。今回私が興味があった秋田・安東氏と関わりの強い、安藤氏が南部家に敗れ十三湊から蝦夷地に逃れてから、ある程度客観的な資料が豊富になる安東舜季までを、改めてこのページを使いまとめてみました。何度も言いますが個人的な感想です。
「新羅之記録」の疑問
① 何故、安藤氏は２度津軽を離れたのか？
② 何故、安藤氏は１度目に南部家と和睦出来たのか？
③ 何故、和睦の条件が潮潟四郎重季と南部義政の娘との婚儀なのか？
④ 何故、安藤政季（師季）は殺されなかったのか？
⑤ 何故、安藤政季は宇曽利（下北半島）に配されたのか？
⑥ 何故、安藤政季は下国家安藤家宗家に就任出来たのか？
⑦ 何故、安藤政季は僅か２年で道南部の体制を築けたのか？
⑧ 何故、安藤政季は格下のはずの上国家の要請を聞き入れたのか？
⑨ 何故、安藤政季は藤崎城に侵攻したのか？
⑩ 何故、安東忠季は下国恒季を討ち取ったのか？
⑪ 何故、安東尋季は蠣崎光広に「松前」守護職を認めたのか？
⑫ 何故、安東舜季は蠣崎家とアイヌとの講和に立ち会ったのか？
⑬ 愚痴と総括
上記のように「新羅之記録」には大きく1２個の疑問があります。話を進めていくともっと多くの疑問が生じるかも知れませんが。1つづつ見てみましょう。
[ 安日彦（安日王） ]・[ 安倍貞任 ]・[ 安倍高星丸 ]・[ 記録的・初見 ]・[ 安藤氏の乱（津軽大乱） ]・[ 十三湖・福島城 ]・[ 十三湊 ]・[ 南北朝動乱 ]・[ 津軽撤退 ]・[ 上国家（湊家） ]・[ 下国家（檜山家） ]・[ 檜山城 ]・[ 新羅之記録の疑問 ]
|