二ツ井町: 小掛・鍾馗様

   秋田県:歴史・観光・見所(ホーム)秋田県:フィールドワーク能代市二ツ井町>小掛・鍾馗様

小掛・鍾馗様
小掛・鍾馗様
[ 付近地図: 能代市二ツ井町 ]・[ 能代市:二ツ井町フィールドワーク ]
概要・歴史・観光・見所
小掛・鍾馗様概要: 小掛集落では「鍾馗様」と呼ばれる人形道祖神の1つで、集落の入り口付近に男女別々に鎮座しています。当時は人形道祖神が集落へ入ってくる悪霊や疫病を防いでくれると信じられ、現在でも信仰の対象になっています。近くにある鶴形にも人形道祖神が存在するのですが、姿形や男女2体あることなどから大館市近郊にある人形道祖神に近いと思われます。朱色の木面は仁王像を連想させますが髪の毛や髭などがあり、小掛・鍾馗様理由は分かりませんが男女とも煙管の様なものを咥えています。胴体部は秋田杉の産出地であるせいか杉の葉で覆われ、腰元には木製の刀が2本と弁当箱(横手市では納豆の包むようなものをぶら下げている人形道祖神もいました。)のようなものがぶら下がっています。下半身は隠れていますが男女どちらにも性器を模ったものも付いています。どちらも鶴形で見られる威圧的では無くユニークな感じをうけました。二ツ井町の民俗を知る上では大変貴重な存在で小掛の鍾馗様は能代市の無形文化財に指定されています。

 秋田県名所、旧跡見所ナビ: 〜能代市・三種町・八峰町・藤里町〜
|三種町:八竜町| 三種町:鹿渡・森岳| 能代市:檜山| 能代市:鶴形| 能代市:中心部| 能代市:二ツ井町| 八峰町:八森| トップ|
 
 ※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「秋田県WEB観光案内所」は「秋田の歴史」、「羽州街道をゆく」、「秋田市歴史地図」、「あきた滝300」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」、「秋田のお寺」、「秋田の神社と神々」、「歴史道路報告書」、「佐竹氏と久保田城」、「秋田の温泉」、「有限会社建築相談センター」、「たった1人の秋田まちづくり委員会」、「秋田羽州街道ひとり旅」、「秋田県の建物と街並み」、「小野小町」、「秋田フィールドワーク」を参考にさせていただいています。