にかほ市象潟: 九十九島

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九十九島
九十九島
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にかほ市象潟・九十九島・歴史・観光・見所
九十九島概要: 象潟は当時松島(宮城県松島町)と並び賞された景勝地で「象潟八十八潟・九十九島」と呼ばれ、鳥海山を借景に大小多くの島が入江に浮かんでいました。多くの著名人も訪れ、松尾芭蕉も元禄2年(1689)「奥の細道」でわざわざ象潟まで足を延ばしていて「象潟や雨に西施がねぶの花」と歌っています。その後文化1年(1804)象潟付近で大地震が起こり、象潟を中心にして約2m地面が隆起して現在のような地形になりました。当時、新田開発を推し進めていた本荘藩は島を崩し更地にしようとしていたらしいのですが、蚶満寺第二十四世の覚林がこれに反対しました。それでも本荘藩は新田開発をやめなかった為、覚林は京都の閑院宮家に嘆願して、宮家の祈祷所に指定してもらいました。その後覚林は本荘藩に捕まり獄死したそうですが、島を崩す事は中止になったようです。現在、象潟では60程度の島の跡が残り、昭和9年には国の天然記念物に指定されました。覚林は環境保全の先駆者とも言える行為だったと思います。ただ、現在の国道の両側は店舗が建ち並び車窓からはあまり良く見えず、象潟橋からの景観も変わりました(象潟橋と鳥海山のライン上に象潟小学校がある)。思った以上に象潟の知名度が低いのは(秋田県の中では当然高い)最も単純で難しい環境保全なのかも知れません。
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