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秋田市八橋・寺内概要: 久保田城下から羽州街道を土崎方面に向かい、足軽屋敷のある鉄砲町をすぎると八橋に着きます。現在八橋本町にある道路の真ん中に一里塚の標識が立っています。城下町から見ると最初の村に当ります。ただ、面影橋(草生津刑場に向かう罪人などが最後に草生津川に自分の姿を写したと言われています。)や草生津刑場などある意味不浄な場所がある為、城下町の外れという意味合いが強い町だったのかも知れません。当時の八橋の様子がわかる「秋田街道風俗絵巻」には現在ある日枝八幡神社や明治になり廃せられた寿量院などが描かれて、かなり人の往来があったようです。又、八橋、寺内は古くから油が湧き出ていたようで、東西に流れる草生津川は元々石油の和名、「臭い水」が名前の由来だそうです。八橋油田は昭和20〜30年台に掛けて国内最大の油田でした。八橋から羽州街道を土崎方面へ進むと寺内に入ります。寺内は古代から秋田城が築かれた地域で比較的古くから開かれた地域の1つです。寺内という名称も古四王神社が秋田城の守護であった四天王寺と混交したことにより由来し、周辺には様々な神社や寺院があり歴史を感じることが出来ます。近世には羽州街道が整備され、鶏卵塔や蜆塚や街並みも形成されました。古四王神社前の鳥居から古くからの古道があり、高清水霊泉(阿部比羅夫が秋田浦に入り「越の主」を高清水の岡に祀った祭、亀と共に霊泉が湧き出たと言わています。又、眼の病気に良いとも伝えられています。)や推定年齢1200年で旭さし木(秋田市指定天然記念物)と呼ばれるケヤキがあり秋田市の中ではかなり雰囲気のある道のひとつだと思います。
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八橋・寺内 |
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[ 付近地図: 秋田県秋田市八橋 ] |
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