登山記録: 栗駒山

  秋田県:歴史・観光・見所(ホーム)初心者:登山帳>2013年>岩手県>栗駒山(岩手県一関市)
栗駒山:概要
岩手県、秋田県、宮城県の3県に跨る名峰で、古くは岩手県側からは「須川岳:酢川岳」、秋田県側からは「大日岳」、宮城県側からは「駒ヶ岳」と呼ばれました。現在でも活火山として度々小規模な火山活動を繰り返し昭和19年(1944)のガス爆発で昭和湖が形成されています。その為、ごつごつした岩肌やカルデラ、数多くの温泉が点在し独自の自然形態が見られ、昭和44年には「栗駒国定公園」に、その後、「栗駒山・栃ヶ森山周辺森林生態系保護地域」にも指定されています。登山者からの人気も高く多くの登山コースが開削され昭和59年には日本国内の代表的な山として「二百名山」にも選定されています。又、古くからの信仰の山でもあり山頂には日宮駒形根神社の奥宮が鎮座しています。伝承によると創建は不詳ですが古くから自然崇拝の対象として崇められてきた聖山で延暦20年(801)には坂上田村麻呂が東夷東征の戦勝祈願を行い、念願成就すると栗駒山(駒ケ岳)を中心に4つの大きな神門を建立したと伝えられています。格式を高く仁寿元年(841)に正五位、貞観元年(849)に正一位に列し、延長5年に編纂された延喜式神名帳には式内社として記載されました。歴代領主や為政者からも崇敬され源頼義、源義家、源頼朝などが参拝し奥州藤原家が社殿を造営するなど当社を庇護し奥羽総鎮守、奥羽鎮護の一ノ宮とも言われました。中世以降は神仏習合し栗駒山周辺は修験の地として発展しましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令により衰微し山頂の奥宮は昭和3年に朽ち果てたそうです。
栗駒山:登山データ
場所: 岩手県一関市
標高: 1、627.4m
想定往復時間: 3時間30分
付近地図:
 白白

一関市真湯温泉センター(岩手県)

旅館 松葉館  (秋田県)
栗駒山:写真・登山過程
登山口 須川温泉 温泉神 眺望 石仏
眺望 山容 名残ヶ原 名残ヶ原 名残ヶ原
苔花台 紅葉 沢 地獄谷 地獄谷
地獄谷 昭和沼 昭和沼 眺望 山道
天狗平 眺望:岩手県 眺望:宮城県 眺望:宮城県 山道
天狗岩 眺望 尾根 断崖 眺望
風雪 山頂 山頂碑 賽の石積 旧火口
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改訂版 岩手県の山 (新・分県登山ガイド)

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