登山記録: 月山

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月山:概要
月山は羽黒山、湯殿山と共に出羽三山の1つで、その最高峰として知られています。歴史的には推古天皇元年(593)、蜂子皇子(崇峻天皇第3皇子)が始めて月山に登頂し開山したのが始まりとされ広く知られるようになりました。格式も高く貞観6年(864)に従三位、貞観18年(876)に正三位、元慶4年(880)に従二位に列し、延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳には名神大社として記載されています。中世に入ると神仏習合し修験道場の一大拠点として大きな影響力を持つようになり、歴代領主である武藤氏(大宝寺氏)や最上氏、上杉氏などの崇敬が特に篤かったとされます。江戸時代に入ると修験者だけでなく多くの参拝者も登拝に訪れるようになり元禄2年(1689)には奥の細道を編纂した松尾芭蕉一行も月山登山を行い「雲の峯 いくつ崩れて 月の山」の句を残しています。明治時代初頭に発令された神仏分離令により月山神社となり大正3年(1914)には官幣大社に列したものの、修験道自体が禁止令が発布された事もあり次第に衰微し、大部分が出羽三山神社として羽黒山に移されています。月山は約30万年前まで活動があった火山で、噴火で形成された岩肌やカルデラなどの景観や万年雪によって造り上げられた弥陀ヶ原湿原、豊富な高山植物などが評価され日本百名山、新日本百名山、花の百名山(新・花の百名山)、名水百選、水源の森百選に選定され磐梯朝日国立公園の特別区域に指定されています。
月山:登山データ
場所: 山形県鶴岡市
標高: 681.3m
想定往復時間: 4時間20分
付近地図:
 白白
月山の宿 かしわや (山形県)
月山:写真・登山過程
山容 8合目眺望 弥陀ヶ原湿原 御田原神社 御田原神社:社殿
登拝口 弥陀ヶ原湿原 弥陀ヶ原湿原 弥陀ヶ原湿原 参道
真名井神社 参道 参道 行者返し 山頂
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改訂版 山形県の山 (新・分県登山ガイド)

出羽三山信仰の圏構造

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