角館町: 五井家住宅

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五井家住宅
五井家住宅
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五井家住宅 五井家住宅 五井家住宅 五井家住宅
角館町・歴史・観光・見所
五井家住宅(角館町)概要: 五井家は古くから豪商として知られ角館の商家の内、初めて久保田藩の御用達商人となりました。安永2年(1773)には江戸時代中頃に活躍した学者、医者、芸術家、発明家などで知られた平賀源内が五井家で宿泊し、小野田直武に洋画の画法を伝授したと伝えられています。小野田直武は久保田藩主佐竹家の直臣ですが角館所預りの佐竹北家の与下給人でもあり角館の住し幼少から絵画を描くことに優れていたそうです。五井家の襖絵を直武が描き、それを見た源内が興味を抱き直武を呼び寄せたとも云われ、源内が江戸に戻ると直武も追うように江戸に行き源内の所に寄寓し、「解体新書(ドイツ人医師ヨハン・アダム・クルムスの医学書を日本で翻訳した書)」の挿図を描いています。主屋は明治34年(1901)に建てられたもので木造平屋建、切妻、妻入、鉄板葺、形態は江戸時代を踏襲している商家町屋で店舗間の移動は出来ないですが店舗内部の前面は土間となっていて「こみせ」の名残をみせ、店舗奥まで通り土間が続いている角館町の町屋の典型だったと思われます。角館町の町割りでは武家町と商人町は火除け地によって分断されていましたが、この五井家住宅は火除け地にほど近い場所に建っていて、角館町の町屋の中でも貴重な建物です。案内板によると「五井家は角館町がつくられた元和年間(1620)には横町に居住し享保21年(1736)の町割り図には間口20間、奥行き18間という1反部以上の屋敷を持ちを名子を4人も抱える大商人となった。」とあります。

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