横手市: 三井寺

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三井寺
三井寺
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概要・歴史・観光・見所
三井寺(横手市)概要: 旭岡山三井寺の創建は諸説あり大同年間(806〜810年)、旭岡山に坂上田村麻呂が東夷東征の戦勝祈願の為、観世音菩薩像を祀ったのが始まりとも、慈覚大師円仁が開山し般若寺三井院と称したのが始まりとも伝えられています。その後荒廃しましたが、元禄年間(1688〜1704年)に尾張国(現在地の愛知県)先聖寺の密伝浄隠が開いた黄檗宗の奥禅庵(密伝浄隠は自らが3世となり開山は潮音道海、2世を石門元通を勧請した)が宝暦4年(1754)に名跡を継ぎ旭岡山三井寺に寺号を改称しています。宝暦4年(1792)に火災により焼失し、嘉永2年(1849)に大法院の堂宇を購入し境内を整備しています。三井寺は横手市中心地である鍛冶町にあり、秋田33観音霊場の第3番札所です。創建の由来が旭外岡山神社と酷似している事から往時は旭外岡山神社の別当寺院だったとと思われます。寺紋をみる限りでは佐竹氏とも関係が深いのではないでしょうか。現在は横手市の中でも交通量が多い道路沿いにあり、あまり古社の雰囲気は感じませんが本尊である聖観音立像は天平時代(7世紀後期から8世紀中期)の作風とされ(台座は宝永5年(1708)に後補)、カツラ材、一木造、像高96.8cm、東北最古の仏像とされ平成6年(1994)に横手市指定文化財に指定されています。

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