角館町: 大威徳山神社

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大威徳山神社
大威徳山神社
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大威徳山神社 大威徳山神社 大威徳山神社 大威徳山神社
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角館町・歴史・観光・見所
大威徳山神社(角館町)概要: 大威徳山神社は角館町の中心地から東側にある標高178mの小高い大威徳山中腹に鎮座しています。創建は不明ですが別当の花脇家は20数代の歴史を持つ事からも室町時代にさかのぼると思われ、江戸時代の紀行家 菅江真澄もここを訪れ大威徳山神社のことを明記しています。本尊は大威徳夜叉明王で大日如来の化身とも言われ、六面六臂六脚で水牛に乗っていると言われています。例祭は12年に1度の丑年しかない神仏混交淆の大変珍しいものとされ、仏式で雲巌寺(角館町白岩)の住職が取り仕切ります。大威徳山は麓の花園集落から玉川を渡らなければならず(大威徳山を須弥山と例えていたのではないか?)例祭の際は牛引きや梵天も舟を使ってのが奉納行列となります。現在でも花園集落(里宮や氏子の講がある集落)からは橋が掛けられていない為、一般の人が参拝するには角館町の中心地側から登る方が良いと思います。明治初頭の神仏分離令の中大威徳山神社と名称が変わりましたが、現在でも神仏混交淆社殿の色合いが濃く、参道にある神社山門(切妻、鉄板葺、三間一戸、八脚単層門)の両脇には阿像、吽像の地方色の濃い仁王像が鎮座し、境内には大日堂(名称から大日如来が祀られていると思われます。)が建立されています。又、境内の石灯籠は山頂と和賀岳(阿弥陀岳・標高:1440.2m)の方向を指しているのが興味深い所です。玉川によって大きく削り取られた岩肌をもつ大威徳山の山容は古来より信仰の山として、数々の伝説が残っていて、弁慶がこの山を背負うとした跡や、その時背負いきれず悔し涙を流したのが玉川となったなどと言われています。信仰の広がりも大きく、現在の秋田市雄和町にも大威徳夜叉明王の使いと思われる鮭女房と与作の伝説が残っています。

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