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仙北市生保内概要: 仙北市生保内は南部藩(岩手県)に接し藩境があったところで、関所(番所)が置かれ人や物資の出入りを管理していました。生保内街道での物の往来はかなり多かったようで、様々な記録が残っています。ただし、一度戦乱になればこの街道がよく利用され、伝説では宝亀12年(780)に坂上田村麻呂が東夷東征の際国見峠を開いたとされ、前九年役では源義家が軍を進めました。明治初頭に起こった戊辰戦争の際も幕府軍側に付いた南部藩がこの生保内街道から官軍の秋田藩に進軍してきました。このように多くの文化と同時に戦乱の道でもあり、生保内から雫石にかけては「歴史の道百選」に選ばれています。現在生保内の町では古い町屋などの建物が少なく昔の街道沿いの町並みという雰囲気はあまり感じられません。商店街は道幅がそれほど広くないので好感は持てるのですが、あまり元気が感じられません。駅前の方が再開発されているようで、本来町の顔であるはずの商店街の方はないがしろになっているような気がします。
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仙北市:生保内 |
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[ 付近地図: 秋田県仙北市田沢湖生保内 ]・[ 関係リンク: 仙北市 ] |
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