渡邊家住宅 |
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| [ 付近地図： 仙北市角館町 ]・[ 仙北市：角館町フィールドワーク ] |
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| 渡邊家住宅（角館町） 案内板によると「 城下町「角館」は北部の重要伝統的建造物群保存地区である武家町（内町）と南部の（外町）に分かれ、当家は外町北部に位置し、切妻屋根、妻入、下屋「小店（コモセ）」の三要素と、特色がある２階出窓の２重開口による２重の光のうつろいが上質の空間を醸し出している。当地の明治後期に於ける典型的な２階建て町家を知ることの出来る貴重な木造建築である。」とあります。渡邊家住宅は明治３１年（１８９８）～明治４５年（１９１２）に建てられた建物で木造２階建、切妻、鉄板葺、妻入、間口５．２ｍ、奥行１１ｍ、建築面積５９㎡、外壁は真壁造りで妻面には小屋組みが現しになっています。平成１７年（２００５）、前面道路の拡幅工事により解体される予定でしたが、角館町に残る数少ない町家建築の遺構である事から現在に曳きや移築し保存される事になっています。渡邊家住宅は明治時代後期の町家建築の遺構で「造形の規範となっているもの」との登録基準を満たしている事から平成２３年（２０１１）に国登録有形文化財に登録されています。又、角館の町並みに大きく寄与している事から平成２１年（２００９）に仙北市ふるさと景観賞を受賞しています。
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