武家屋敷街 |
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[ 仙北市:角館町フィールドワーク ] |
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表町・東勝楽丁(武家屋敷街)概要: 角館町のには2つの武家屋敷通りがあります。一般的な武家屋敷通りは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている表町上丁、表町下丁、東勝楽町です。角館城が築城された当初は城の北側に城下町が建設されていましたが、度重なる水害や火災などで大きな被害を受け、慶長20年(1615)に一国一城令が発令され久保田城と横手城、大館城以外の廃城が決定されると当時の角館領主である芦名義勝は麓に陣屋を設け元和6年(1620)には陣屋から南側に城下町(陣屋町)が計画されました。陣屋に近い大通り沿いには芦名家に従った家老級の大身が配され、久保田藩から派遣された今宮家家臣団は管沢(田町)に配されました。芦名家が3代で断絶すると佐竹北家が角館所預となり、芦名家の旧家臣の多くは引き続き佐竹北家に仕え表町・東勝楽丁周辺に居を構えています。現在でも角館町の表町・東勝楽丁には石黒家(芦名家→佐竹北家家臣、仙北市指定文化財)や青柳家(芦名家→佐竹北家家臣、秋田県指定文化財)がその遺構でその奥には岩橋家(芦名家→佐竹北家家臣、仙北市指定文化財)、河原田家(芦名家→佐竹北家家臣、仙北市指定文化財)、小田野家(今宮家→佐竹北家家臣、仙北市指定文化財)などが見られます。東勝楽町は下級武士が配置され松本家(今宮家→佐竹北家家臣、秋田県指定文化財)などが配置され、武家町と商人町との間には土塁が築かれ「火除け」としました。重要伝統的建造物群保存地区内には44棟の伝統的建造物があり、それを取り囲むように手入れされた庭が配置され樹齢50年以上の樹木が160本以上あることで角館武家屋敷街の独特の景観を造り出しています。
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