角館町: 小田野家住宅(武家屋敷)

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小田野家住宅
小田野家住宅
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小田野家住宅 小田野家住宅 小田野家住宅 小田野家住宅
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角館町・歴史・観光・見所
小田野家住宅(武家屋敷)概要: 小田野家は佐竹氏の一族である今宮家の家臣で、慶長7年(1602)に佐竹家が久保田藩に移封になると、今宮家は一旦増田に配された後に角館に移封となり小田野家もこれに従いました。今宮家家臣団は菅沢(現在の田町)へ居を構えていた為、小田野家もそこに住んでいましたが、延宝5年(1677)に佐竹北家に組替えがあり現在の東勝楽丁へ移り住みました。本家である長右衛門家からは秋田蘭画の中心的な存在で「解体新書」の挿絵を担当した小田野直武を輩出、対して分家である当家は清右衛門家を称し居合いの師範や眼科治療などの功績があり、江戸初期の25石から幕末には88石に加増されています。特に安政2年(1855)に江戸で発刊された「東講商人鏡(現在のガイドマップ)」では眼科の名医として小野田家が紹介されている程です。建物は明治33年(1900)の大火以後再建されたもので、木造平屋建、切妻、木羽葺、内部は玄関、取次、座敷、中の間、おかみ、台所、流し、納戸などがあり敷地内には土蔵や板倉、便所、表門(切妻、鉄板葺、一間一戸、薬医門形式)などがあり中級武家屋敷の形態を継承しつつ明治時代の士族の生活が影響されています。小田野家住宅は角館の中級武家屋敷を継承する貴重な遺構として貴重な事から昭和50年(1975)に仙北市指定史跡に指定されています。

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