払田の柵 |
 |
[ 付近地図: 大仙市払田 ]・[ 大仙市:大曲フィールドワーク ] |
 |
 |
 |
 |
|
払田の柵概要: 大仙市高梨ある払田の柵はとても謎の多い遺跡です。9世紀前後に建てられた古代の城柵で、その規模は広大で東西方向1,370m、南北方向780m、163,000uに及びます。秋田城や多賀城(宮城県多賀城市)にも匹敵する大きさで、雄勝城と秋田城の中間に位置し胆沢城(岩手県奥州市水沢区)などの位置関係からかなり重要な施設だと思われるのですがその存在が文献にまったく出てこないそうです。文献上の地名が現在とは異なる点や、かなり国府や城柵が移動していることからも、払田の柵は雄勝城説や河辺国府説など多数ありますが確定はしていません。払田の柵は外柵と外郭の2重構造なっていて、共に東西南北4つの門が設置され防衛しています。外柵の一部は田んぼの中から発見されています。長森(標高54m)と真山(標高64m)の2つの頂を持ち、長森の中央を平坦地に造成し、政庁など主要建築物を配しています。現在は外郭南門が復元され10世紀前後の政庁跡に柱位置がわかるように整備されています。払田の柵は国指定史跡に指定されています。
|
|
|
|
|
|
※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「秋田県WEB観光案内所」は「秋田の歴史」、「羽州街道をゆく」、「秋田市歴史地図」、「あきた滝300」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」、「秋田のお寺」、「秋田の神社と神々」、「歴史道路報告書」、「佐竹氏と久保田城」、「秋田の温泉」、「有限会社建築相談センター」、「たった1人の秋田まちづくり委員会」、「秋田羽州街道ひとり旅」、「秋田県の建物と街並み」、「小野小町」、「秋田フィールドワーク」を参考にさせていただいています。 |
|