旧工藤家住宅(中小路の館) |
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旧工藤家住宅(中小路の館)概要: 旧工藤家住宅(中小路の館)は案内板によると「旧工藤家は小坂町の地主であった工藤作兵衛の私邸として建てられました。前年に火災で焼失した屋敷を再建したものといわれています。工藤氏は江戸時代中頃に藩境の管理にあたる御境古人という役職をつとめ、南部盛岡藩で御給人と呼ばれた武士の家柄でした。また明治期には地主として成長し、作兵衛の長男茂太郎は3代・4代・7代の小坂町町長をつとめています。この屋敷は、平成10年(1998)に小坂町が寄贈を受け、屋号にちなんで「中小路の館」と命名され、平成12年4月から公開されています。」とあります。旧工藤家は明治18年(1885)に再建されたもので木造2階建、寄棟、鉄板葺(旧茅葺)、平入、桁行25.0m、梁間16.6m、1階床面積349.33u、2階床面積60.12u、延床面積409.45u、外壁は真壁造、白漆喰仕上げ。内部は右側3.5間分が土間で作業場や旧厩と思われる物置、中央部は一般生活空間で玄関、取次、食堂(タテノマ)、板ノ間、台所、仏間(ジョイ)、寝室(次ノ間)があり左側は接客の場で大玄関(突出部は昭和に増築)、取次、次ノ間、大座敷(床の間付)、小座敷(床の間付)、2階には和室6帖2室、8帖1室、板ノ間(物置)8帖1室が配されています。旧工藤家住宅は農家建築よりも鹿角地方の武家住宅の影響を受けているとされ、当時の建築様式を伝える重要な建物として平成24年(2012)3月23日に秋田県指定重要文化財となっています。
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