矢越八幡神社・根城館 |
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[ 付近地図: 由利本荘市矢島町矢越 ]・[ 由利本荘市:矢島町フィールドワーク ] |
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矢越八幡神社・根城館概要: 八幡神社は由利12頭の1人大井氏が創建したと言われています。八幡神社本殿(写真右から1・2・3枚目)は江戸前期に建てられたもので、秋田県内には少なく貴重な文化財といえます。本殿の象鼻や蛙股などのデザインがシンプルの為、建物自体は小さいのですが余計に茅葺屋根が重厚に感じます。昭和28年に秋田県重要文化財に指定されています。又、境内は大井氏が応仁年間(1467〜69)に築いた「根城館」の城郭跡地です。根城館は矢島盆地の南西部に建てられた平山城で荒沢川や田沢川が周囲を囲み自然の要害で様々な郭を配置しました。大井氏は信州小諸の出身で応仁元年(1467)由利郡の地頭職についたそうで、天正年間(1573〜92)に、本拠を新荘館に移すまでは根城館が本拠地だったとされています。現在は、空堀と土塁のみが残り当時を偲ぶ事が出来ます。
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