|
三崎峠概要: 三崎峠は「観音崎」、「大子崎」、「不動崎」の三つの崎があることが由来しています。この三崎峠は羽州浜街道の中でも最大の難所と云われ、現在でも大小の岩が点在し、当時の様子を良く伝えています。道幅も人が通れる程度しかなく、「地獄谷」や「駒泣かせ」などの地名が残っている程です。三崎峠には一里塚や、慈覚大師が開いてとされる大師堂、五輪塔などが残っていています。大師堂は案内板によると「今から1200年前慈覚大師の草庵を結ばれた所であって、当時この境内には23の寺院もあったそうです。(現在の大師堂は江戸時代中期以降の建立)」平安時代には由利地方に由利の柵が造られ、対蝦夷政策が進む中、羽州浜街道も重要視されていた事がわかります。境内には五輪塔が数多く残されていて中には慈覚大師の当時のものもあるそうです。歴史的にも、松尾芭蕉の「奥の細道」の舞台や、戊辰戦争の戦場になったりと興味がつきません。又、有耶無耶の関が舞台となった「手長足長」の伝説も伝わっています。
スポンサーリンク
|
|
三崎峠 |
 |
[ 付近地図: 秋田県にかほ市象潟町小砂川 ] |
 |
 |
 |
 |
|
|
|
|