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由利本荘市旧大内町概要: 旧大内町の中心部が岩谷です。本荘に隣接していますが、現在でもある程度の商店の集積があります。中世には楠正家(楠正成の4代あと)が元中8年(1391)奥羽に下向してきて打越城で没したと云われ、周囲には楠正家縁の寺院も点在しています。又、楠正家の墓が大内町役場庁舎裏にあり「正四位上副将軍楠出羽守橘朝臣正家墓」と書かれています。その後、由利十二頭の一人、内越氏(一説では楠正家の血筋。)が打越城を築き周辺を支配しました。江戸時代に入ると岩城亀田藩に組み込まれました。藩内では4つの地域に分かれていて旧大内町は主に「川大内通」と「内越通」と呼ばれていました。岩屋は羽州浜街道の亀田廻りコースに当りました。又、本荘から亀田街道や川大内街道へ抜けるにはこの岩谷を通る必要がありました。現在では道の駅が出来た事で国道105号線周囲が開発され、逆に旧商店街には活気が少なくなっているようにも思います。古い町屋などもほとんどなく町並みとしてはあまり個性的なものは感じられません。
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旧大内町 |
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[ 付近地図: 秋田県由利本荘市岩谷町 ] |
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