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由利本荘市前郷概要: 前郷は江戸時代初期に滝沢政道によって「滝沢城」を建てた時から発展してきました。当時は、侍屋敷80位、足軽屋敷90位、町屋が100位はあったと言われ、現在でも城郭の堀や土塁の1部が残っていて、町割りや枡形など今でも城下町だった当時を良く残しており、慶祥寺や日枝神社など滝沢氏の縁のある社寺も健在しています。滝沢氏は由利十二頭の一人で、関ヶ原の戦いの際、東軍側の最上氏に従い、そのまま与力大名として一万石を有するに至りました。しかし、最上氏がお家騒動で改易されると同時に滝沢氏も取り潰しとなりました。滝沢城破却後は、矢島街道の宿駅と子吉川の水運としての川港町としてで大いににぎわっていたそうです。ただ現在の商店街も当時の町割りに沿って発展してきているのですが、道路の拡幅工事か火災があった為なのか、ほとんど町屋が見当たらず昔風情の町並みではありませんでした。逆にお屋敷街の方がなんとなく雰囲気があります。
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前郷 |
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