院内銀山: 金山神社

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金山神社
金山神社
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金山神社 金山神社 金山神社 金山神社
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概要・歴史・観光・見所
金山神社(院内銀山)概要: 金山神社の創建は不詳ですが慶長11年(1606)に院内銀山が発見された直後に勧請されたとされ、院内銀山が久保田藩の管理下に入ると藩主佐竹家から厚く庇護されています。境内には歴代藩主から金燈篭、書画などが奉納され、境内には狛犬、石灯篭などが多数あり、院内銀山がいかに重要だったかを物語ってくれます。ただ、境内にあるほとんどが倒壊したり破損したりしています。院内銀山周辺は県指定史跡になっているものの、周辺には人家もなく、社務所や氏子のような組織はあまり機能していないと思われます。現在の金山神社の社殿は文政13年(1830)に久保田の大工棟梁米沢屋倉松の手で造られ、彫刻も獅子や唐獅子、龍などかなり凝ったもので拝殿は入母屋、鉄板葺、平入、正面千鳥破風、桁行4間、正面3間唐破風向拝付、現在は屋根が半壊し、無残にブルーシートが被されています。本殿は、総欅・総うるし塗りの流れ作りの精巧をきわめたものらしいのですが、外からは見る事が出来ません。正面の神社山門は変形な楼門形式で寄棟、鉄板葺、三間一戸、正面唐破風屋根付、2層長屋門のような秋田県内に他に無いような形をしています。よくある寺院の楼門とは異なり入り口上部は吹き抜け状になっていて2階部分が無く、1階部分は格子になっていて何か祀られているようにはなっているものの、現在は何もありません。古くから神仏習合し、参道脇には別当寺院である宝龍寺が祭祀を司ってきましたが江戸時代後期に廃寺となり、跡地は長床として神楽や芸能などが奉納されていたとされ拝殿の正面両側には寺院建築で見られる花頭窓が付けられ神仏混合時代の名残が見られます。金山神社を含む院内銀山一帯が昭和48年(1973)に秋田県指定史跡に指定されています。例祭:9月21日。祭神:金山彦大神、金山姫大神。

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