横手市: 大鳥井山十三塚

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大鳥井山十三塚
大鳥井山十三塚
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大鳥井山十三塚 大鳥井山十三塚 大鳥井山十三塚 大鳥井山十三塚
概要・歴史・観光・見所
大鳥井山十三塚(横手市)概要: 大鳥井山十三塚の築造年は不詳で室町時代から近世にかけて造られたと推定されています(当地は10世紀から12世紀かけて清原氏の居館とされる大鳥井柵が設けられていましたが、年代等から直接的な関係性は薄いと考えられています)。主体と思われる1辺が4mの方形の塚が中心に、複数の円形の塚が直線に並ぶように配されています。当地の十三塚の築造目的も不詳で、宗教的なものとも、集落の境界線とも云われています。一般的な十三塚は民間宗教的な色合いの濃い施設で、死後世界で死者の生前の行いについて裁判する13仏を祀る塚とされます。13仏は所謂、不動明王(初七日:秦広王)、釈迦如来(27日:初江王)、文殊菩薩(37日:宋帝王)、普賢菩薩(47日:五官王)、地蔵菩薩(57日:閻魔王)、弥勒菩薩(67日:変成王)、薬師如来(77日:泰山王)、観音菩薩(100日:平等王)、勢至菩薩(一周忌:都市王)、阿弥陀如来(三回忌:五道転輪王)、阿しゅく如来(七回忌:蓮華王)、大日如来(十三回忌:祇園王)、虚空蔵菩薩(三十三回忌:法界王)とされます。親塚1基に子塚12基(大鳥井山では11基が現存)で構成される例が多く大鳥井山でも同系とされますが埋葬物が少なく石碑などが無い為に上記のような民間宗教施設や古墳、経塚、供養塚、境界線などの確証はありません。大鳥井山十三塚は平成4年(1992)に横手市指定史跡に指定されています。

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