小吉山火葬墓跡 |
 |
[ 付近地図: 秋田県横手市 ]・[ 横手市・観光・歴史・見所 ] |
|
小吉山火葬墓跡(横手市)概要: 小吉山火葬墓は大鳥井山遺跡を構成する2つの小独立丘陵の1つ小吉山(標高72m程度)の頂上部に設けられたもので、大凡11世紀に築造されたと推定されています。11世紀には当地を含めて清原氏によって大鳥井山柵が築かれ、周辺である横手盆地を舞台にして後三年合戦が行われている時期と重なります。火葬墓は方形の土盛に石を葺いたもので、基底部の一辺が6.7m、面積約45u、上部の一辺が4.6m、高さは70cm、断面は台形上になっています。昭和3年(1928)の発掘調査によると内部には石組みが東西並んで2箇所確認され、それぞれ石櫃が設置され人骨が納められていたと推定されています(副葬品は不詳)。石櫃の寸法は一辺が約42cmの方形で高さ約20cm、凝灰岩製、上部には一辺42cm、厚さ11cmの方形の蓋が被せられていました。又、火葬墓の南側には13〜14世紀に築造された礫石塚が3基設けられ、積石の中には梵字を記したものが34点発見され、北側には11世紀中頃に掘削された南北を分断した大溝も発見されています。
|
|
|
|
|
|
※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「秋田県WEB観光案内所」は「秋田の歴史」、「羽州街道をゆく」、「秋田市歴史地図」、「あきた滝300」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」、「秋田のお寺」、「秋田の神社と神々」、「歴史道路報告書」、「佐竹氏と久保田城」、「秋田の温泉」、「有限会社建築相談センター」、「たった1人の秋田まちづくり委員会」、「秋田羽州街道ひとり旅」、「秋田県の建物と街並み」、「小野小町」、「秋田フィールドワーク」を参考にさせていただいています。 |
|