横手市: 正伝寺

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正伝寺
正伝寺
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正伝寺 正伝寺 正伝寺 正伝寺
概要・歴史・観光・見所
正伝寺(横手市)概要: 祝融山正伝寺の創建は不詳ですが当初は密教寺院だったとされ、室町時代後期に相模国(現在の神奈川県)海蔵寺3世大洲梵守和尚が住職になった際、曹洞宗に改宗し、長谷寺(奈良県桜井市初瀬)から拝領した観音像を本尊として迎えた事から寺号を長谷山観音寺に改めています。その後、寺村に移転しましたが明暦3年(1657)に火災により焼失し、その後現在地に再建され現在の寺号である祝融山正伝寺に改称しています。江戸時代に入ると久保田藩主佐竹家が庇護し寺領30石が寄進され寺運も隆盛しました。桜並木の長い参道があり、道路を挟んで山門、鐘楼門、本堂と続き秋田33観音霊場、第一番札所にふさわしい落ち着いた感じを受けます。山門は昭和55年(1980)の豪雪で倒壊し昭和56年(1981)に再建したもので切妻、銅板葺、薬医門。鐘楼門は大正14年(1925)に建てられたもので入母屋、銅板葺、一間一戸、四脚楼門。本堂は安永5年(1776)に建てられたもので寄棟、銅板葺、平入、正面1間軒唐破風向拝付、桁行10間、外壁は真壁造、白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張縦押縁押え。本尊である金銅聖観音立像は奈良時代作、像高29.3cm、金銅佛としては東北最古級とされ昭和30年(1955)に秋田県指定文化財指定されています。

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