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能代市鶴形概要: 檜山から羽州街道沿いに歩き国道7号線をまたぐと「鴨巣一里塚」に着きます。それを超えていくと鶴形集落に入ります。鶴形は羽州街道と能代道の追分になっている交通の要所で、中世では安東氏と浅利氏が戦いを繰り広げました。現在でも安東氏に関係が深いという海蔵寺や釣潟神社などの歴史ある建物が点在しています。又、米代川の舟運も盛んな川港町でした。檜山奉行所でもこれらを重視し、足軽番所を配し物資の出入りの管理を当らせていました。現在では、昔ながらの町屋や店舗も少なく静かな町並みですが鶴形金毘羅宮など舟運の関係する建物があります。山沿いには江戸時代の原型の残している巣鴨一里塚(能代市指定史跡)周辺は羽州街道の雰囲気を醸し出し、全ての鶴形の集落に通じる道には「ショウキ様(人形道祖神で集落へ進入する悪霊や疫病を防ぐとされています。)」が鎮座し民俗学上貴重な町と言えます。
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鶴形 |
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[ 付近地図: 秋田県能代市鶴形 ] |
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