岩崎八幡神社 |
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岩崎八幡神社(湯沢市)概要: 岩崎八幡神社の創建は不詳ですが寛治元年(1087)、後三年合戦の金沢柵攻防戦で苦戦していた源義家が源氏の氏神である八幡神の分霊を勧請、鎧を奉納し戦勝祈願したのが始まりと伝えられています。江戸時代中期に久保田藩9代藩主佐竹義和が義家縁の鎧を求めたので、その代わりに狩野秀水筆が描いた鐙画像を奉納しています。明治40年(1907)に神饌幣帛料供進指定神社に指定されています。本殿は寛政二年(1790)に再建されたもので、一間社、入母屋造、銅板葺、棟梁は斎藤伝四郎、彫刻は作助、塗師は榊舎人、正面欄間、蛙又や海老虹梁だけでなく壁や衝立などにも龍や獅子などの縁起物が所狭しと精緻な彫刻が施され、四方の屋根の隅木には建築力士像もいます。現在は保存の為か本殿をプラスチックの壁で覆っているため良く見れないのが残念です。拝殿は寄棟、鉄板葺、平入、桁行6間、梁間3間、正面の1間唐破風向拝は岩崎陣屋殿舎の遺構で懸魚には岩崎藩主佐竹家の家紋である「五本骨扇に月丸」が彫刻されています。本殿は江戸時代後期の神社本殿建築の遺構として貴重なことから昭和48年(1973)に湯沢市指定文化財に指定されています。境内は岩崎城の城跡で、背後には水神社、末広町鹿島様、栄町鹿島様の2体が安置されています。例祭:9月10日。祭神:誉田別命・多紀理比売命・多岐都比売命・応神天皇。
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