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秋田市新屋概要: 当時「百3段(ももさだ)」と呼ばれていた新屋地区は秋田、酒田間の「羽州浜街道」(北国街道)の宿場町で、雄物川水運の川湊であり、豊富な湧水があるなどの諸条件が重なり発展してきた町です。又、秋田市中心部とは雄物川を挟み、駅からも多少離れていることなどから伝統な町並みが残り、今では秋田市の中である程度まとまって町屋を残しているのは新屋だけになってしまいました。町並み自体が貴重な存在と言えます。この町並みをどう利用するのかがこれからの問題点ですが、日に日に新しい建物が出来始め、古い建物は老築化しています。早急な対策が必要な気がします。新屋の町並みの特徴は切妻、妻入りの建物で構成されていることです。又、1階道路側は土間なのですが、庭を付属させている為、雪国特有の「こみせ」のように店舗同士の土間が連続になってはいません。新屋の町は湧水が豊富で、醸造関係の店が多く敷地の間口が広い為なのかも知れません。他にも同じような構成になっているものが多く新屋の町屋の特徴を良く表している建物といえます。森九商店は主屋(大正3年)、工場(大正2年)、仕込蔵(大正2年)が平成18年に登録有形文化財に指定されました。その他にも、森九商店や英雄、黄金井酒造などの町屋が数棟あり、これから楽しみな町のひとつです。
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新屋 |
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[ 付近地図: 秋田県秋田市新屋 ]・[ 関係リンク: 新屋 ] |
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